今回は私が最近読んで人生の過ごし方、お金の使い方を見直そうと思うきっかけになった本を紹介します。
タイトル:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
著者:ビル・パーキンス
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [ ビル・パーキンス ] 価格:1,870円(税込、送料無料) (2024/3/10時点) 楽天で購入 |
本書は有名なイソップ寓話のアリとキリギリスのアリのように、せっせと働き続けることで楽しい時間を過ごす時間が無くなることの問題について、
“ただいきるだけではなく、十分に生きる。経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を考える”本です。
私がこの本を読んで、印象に残ったことや行動に起こそうと思った内容を共有させていただきます。
概要と印象に残ったこと
本書は一貫してお金を貯めこまず、今しかできないことに惜しみなくお金を使って「思い出づくり」の大切さを主張しています。
その中で、人生を豊かにするためのルールを9つ設け、各章の最後に著者が実践してほしいことが記載されています。
以下に9つのルールを紹介します。
- ルール1:「今しかできないこと」に投資する
- ルール2:一刻も早く経験に金を使う
- ルール3:ゼロで死ぬ
- ルール4:人生最後の日を意識する
- ルール5:子供には死ぬ「前」に与える
- ルール6:年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
- ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する
- ルール8:45~60歳に資産を取り崩し始める
- ルール9:大胆にリスクを取る
私はこの中で特にルール5の”子供には死ぬ「前」に与える”とルール7の”やりたいことの「賞味期限」を意識する”が印象に残っています。
日本人の平均寿命は81歳となるため、死んだ「後」に子供に相続をすると、子供の年齢は50代になります。50代となると人によっては子供も大学を卒業し、大きな出費もなく、また、本人も給料が社会人生活で一番高い時期になります。
そのタイミングで財産をもらうより、もっと若い時にもらったほうが子供との思い出づくりや足腰が弱っていない元気なうちに旅行など楽しめますね。
本書では子供に財産を与える最適な年齢は「26~35歳」だと主張しています。
私は29歳で一軒家を購入し、27歳と29歳の時に子供が生まれたので筆者の主張したタイミングで財産をもらえると、より立地の良い環境に住めたり、子供にも良い環境で育てることができますね。
ルール7の”やりたいことの「賞味期限」を意識する”について、本書の中で死の床にある人たち聞いた死ぬ前に後悔することトップ2の記載があります。
・勇気をだして、もっと自分に忠実に生きればよかった
・働きすぎなければよかった
特に私は後者に同意できますね。
現在毎日9,10時まで働いて、帰宅すると自分の時間はなく、ましてや帰宅したら子供は寝てしまっているので子供との時間もありません。このブログのタイトルに記載しているように、私は副業をしていますが、副業をする理由は早く仕事を辞めたいからです。
まだ子供は小さいのですが、すでに上の子の入園式や発表会は仕事で参加できておらず、後悔しています。下の子はこれから入園するのですが、イベントには仕事より優先して参加していこうと思います。
ルール7の中で、後悔しない人生にするために、本書では「タイムバケット」を紹介しています。
作成方法を記載します。
①現在をスタートとし、予想される人生最後の日をゴールにする
②5年または10年で区切る
③どのような人生を送りたいかを想像して、”やりたいことリスト”を作成する
④③の”やりたいことリスト”を②で区切ったバケットに入れる
DIE WITH ZEROより引用
このタイムバケットを作成することで
・物事にはそれを実施するためのふさわしい時期がある
・期間を明確にすることで同じ時期に両立することが難しい”やりたいこと”がある
ことに気付くことができます。
実践したいこと
さきほど記載したルール5と7の内容を受けてになるのですが、下記2点を実施しようとおもいます。
・子供が結婚・住宅購入のタイミングで相続する
・タイムバケットを作成する
前者はまだまだ先になるので、本ブログに記録および、タイムバケットにも反映することでもれないようしようと思います。
タイムバケットに入れたやりたいことを実行し、まだまだ長い人生、楽しんでいきたいですね。
著者について
ここで、本書の著者を紹介します
本書からの引用です。
“1969年、アメリカテキサス州ヒューストン生まれ。アメリカ領ヴァージン諸島を拠点とするコンサルティング会社BrisaMaxホールディングスCEO。アイオワ大学を卒業後、ウォールストリートで働いたのち、エネルギー分野のトレーダーとして成功を収める。現在は、1億2000万ドル超の資産を抱えるヘッジファンドのマネージャーでありながら、ハリウッド映画プロデューサー、ポーカープレイヤーなど、さまざまな分野に活躍の場を広げている。本書が初めての著者となる。
DIE WITH ZEROより引用
まとめ
今回はDIE WITH ZEROを紹介させていただきました。
アリのようにずっと働き続けるのではなく、楽しい経験をいっぱいし、人生楽しんでいきたいですね。