最近株価の下落と円高に伴い、資産が減少している方も多いのではないでしょうか。
私も同じく、大きく資産が減少したので、共有したいと思います。
資産の減少について
まずは直近1カ月の資産の増加減です。
7/17の6300万円をピークに350万円以上資産が減ってしまいました。
(この間に給料も振り込まれているので、実際はもっと減っています)
7/10の資産の跳ね上がりは夏季ボーナスによるものです。
ただし、こちらも一瞬で吹き飛んでいますね。
私がこのような金額の下落を経験したのはコロナショック以来になります。
しかし、当時は投資金額が今よりもかなり小さかったので数十%の下落で同様な額の減少となりましたが、最近は投資金額が増えたので、数%の下落でも大きなダメージとなります。
数%の下落は日常的にあり得るため、投資する際にはこういったリスクを把握したうえで余剰資産にて投資するのが良いでしょう。
ただし、3カ月の資産の推移でみると、まだまだプラスになっているので、やっぱり投資の力は偉大だなと感じております。
資産減の原因について
半導体株の急落
バイデン政権が中国に対する半導体の規制を強化しているとの報道や、トランプ前大統領の中国に対する強硬路線の再明確化が影響し、大幅に半導体株が下落したと考えられます。
米国の株式市場の影響
テスラなどの米国の大型テクノロジー企業の決算が市場の期待に応えられず、ハイテク株の下落が米国市場だけでなく、日本市場にも波及したと考えられます。
(参考)テスラ2024年4~6月期の決算
・売上高:前年同期比2%増の255億ドル(約4兆円)
・最終利益:45%減の14億7800万ドル
円高
円高といってもまだまだ円安の状況ではありますが、7/28現在153.753円/$と約2カ月半ぶりの水準となっています。
これにより、日本の輸出企業の株価も下落しています。
円高の背景としては、日銀が金融政策の正常化をはやめるのではないかという見方が市場で強まったことが原因と考えられます。
最近、政府・与党の幹部による日銀の利上げに関する発言が相次いでいることや日銀が追加利上げを検討しているといった報道もあります。
また、米国のFRBによる利下げが近づいているとの見方も広がっており、日米の金利差の縮小が意識され、円高の流れにつながっています。
これらの要因が複合的に作用し、株価の下落を引き起こしていると考えられます。
まとめ
米国の株式市場の影響や円高などの複数の要因から株価が下落しています。
投資金額が大きくなるにつれて、数%の下落でも下落する金額が多くなっています。
投資する際にはこういったリスクを把握したうえで余剰資産にて投資するのが良いでしょう。